ビジネスマンにとって欠かせない「ワイシャツ」。
毎日着るものだからこそ、選び方や各ブランドの特徴を知るだけで、必ずしも値段が高くなくても、ワイシャツ姿はグッとカッコよくなります!
こちらのページでは、ファッション販売経験10年の「紳士のシャツ」編集部コバヤシが、
自分に合ったワイシャツの選び方、そしてビジネスマンに おすすめの【価格別】コスパ優秀シャツ&人気ブランド を紹介します!
「試しに1枚だけ買ってみたら、もう他のシャツが着られなくなりました」など、リピーター続出の日本製シャツブランド『INDUSTYLE TOKYO』。
一度体感したら他のシャツが着られなくなってしまうほど、極上の着心地です。 今月のおすすめシャツをみる
CONTENTS
最高のワイシャツを選ぶための3つのポイント
値段の高い安いにかかわらず、ワイシャツをおしゃれに格好良く着こなすポイントは、3つあります。
ずばり、「サイズ」「襟(エリ)型」「お手入れ」です。
【ポイント1】自分のサイズを知る
大きすぎず、小さすぎず、「自分の身体に合うサイズ」を選びましょう。
とくに、「首周り」と「裄丈(首の後ろから手首までの長さ)」の2箇所のサイズを合わせると、ちょうど良いサイズになります。
【ポイント2】襟(エリ)はシーンに合わせて選ぶ
セミワイド(襟羽開きが100~120度)
ビジネスシーンにぴったりなのが、『セミワイド』です。
ほど良く開きがあるので、ネクタイを着用した時にも王道感ある着こなしになります。

ホリゾンタル(襟羽開きが180度に近い襟型)
左右に大きく開いた襟型『ホリゾンタル』。
第1ボタンを外した時も、襟がきれいに開くので、ノーネクタイでも清潔感ある着こなしができます。

ボタンダウン
カジュアルシャツでも人気の襟型『ボタンダウン』。ホリゾンタルと同じように、ノーネクタイでもおしゃれに着こなせます。
ただ、カジュアルな印象になるので、冠婚葬祭などフォーマルシーンでは避けるのが無難です。

【ポイント3】お手入れのしやすさは、生地によって全然ちがう
せっかくサイズ感が合っていて、高級なシャツを身に着けていても、シワや汚れがあると、「だらしない人だなぁ」と思われてしまいます。
例えば、綿100%の生地はポリエステル混の生地よりも、シワになりやすいです。お手入れが面倒なら、「形態安定シャツ」や「ニットシャツ」など、アイロンを掛けなくてもOKな生地を選びましょう。
買ってよかった!コスパ優秀おすすめワイシャツブランド3選
コスパのワナは、安物買いの銭失いになること。
そこで、ただ安いのではなく、本当にコスパが良いワイシャツを見極めるために、5つの基準を設けました。
この基準をもとに、編集部が実際に着てみて良かったシャツブランドを3つご紹介します。
全てネットで買えますので、ぜひご覧になってみてください。
一度着たらリピート間違いなし。『INDUSTYLE TOKYO』
宇宙服船内作業着も手掛けた、老舗縫製工場・丸和繊維工業が技術の粋を詰め込んだファクトリーブランド「INDUSTYLE TOKYO(インダスタイルトウキョウ)」。
オリンピック選手のユニフォームにも採用された、カラダの動きを邪魔しない独自の裁断「動体裁断&動体縫製」で仕立てられたシャツは、着た瞬間思わず笑顔になってしまう、魔法のような軽い着心地。縫製のクオリティも日本随一です。
価格帯としては少し高めの15,000円~/枚ですが、着ていて全く疲れない唯一無二の着心地、さらに緻密ニット生地ならではのお手入れの簡単さを考えれば、断然コスパ◎。リピーターが多いのも、納得です。
▼ ブランド詳細
【ブランド名】INDUSTYLE TOKYO(インダスタイルトウキョウ)
【価格】15,000円(税抜)~
累計売上450万枚突破『はるやま i-Shirt(アイシャツ)』
キング・オブ・「楽」。それが、はるやまの「i-Shirt」です。
お手入れ不要のシャツは沢山ありますが、業界唯一の完全ノーアイロンはこのシャツだけ。
高通気性、吸水速乾性、肌離れの良さなど、忙しいビジネスマンの味方になってくれる機能がたっぷりです。
▼ ブランド詳細
【ブランド名】はるやま
【価格】5,610円(税抜)~
高見えブランド『ユニバーサル・ランゲージ』
ワイシャツ1着5,000円台~なので価格はミドル級ですが、ワイシャツを着用した時の高級感が抜群。
いわゆる「高見え」シャツです。
とくにタイトなシルエットが好みなら、ぜひ1度試してみて頂きたいブランドです。
▼ ブランド詳細
【ブランド名】ユニバーサル・ランゲージ
【価格】5,800円(税抜)~
コスパ優秀トップ3をご紹介しました。
次に、価格帯ごとにおすすめのワイシャツブランドをより詳しく解説します。
【価格別】コスパ優秀おすすめワイシャツ
では、さっそく価格帯ごとにおすすめのワイシャツを紹介します。
・3,000円未満で購入できるオススメのワイシャツ5選
・3,000円~5,000円で購入できるオススメのワイシャツ5選
・5,000円~10,000円で購入できるオススメのワイシャツ5選
3,000円未満で購入できるオススメのワイシャツ5選
まず始めに、コスパ最強!3,000円で買えるワイシャツを紹介します。
自宅で洗濯するなら、1週間3枚あれば着回せるので、1万円で仕事に必要なワイシャツをそろえられますよ。
やっぱり頼りになる『ユニクロ(UNIQLO)』

価格帯:1,990円~
・安いのにディテールの仕様が本格的
・カスタムオーダーが破格の2,990円~
低価格はもちろん、 余計な装飾がないシンプルなワイシャツ なので、コーディネートに迷いません。
お手頃な価格ながら、年々、生地、ディテールともにクオリティが上がってきています。
また、 サイズラインナップが豊富 で、大きいサイズは4XLまであるので、身体の大きい方もぴったりのワイシャツが見つかりそうです。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
ユニクロ(UNIQLO)『ファインクロススーパーノンアイロンスリムフィットシャツ(セミワイドカラー・長袖)』¥1,990 +消費税

一番使い勝手が良いのが、このワイシャツです。生地にきれいなハリとツヤがあって、化学繊維を使わず 綿100%なのにノンアイロン というのがうれしいポイント。
襟型はセミワイドなので、ネクタイを着用した時に清潔感ある首もとに仕上がります。
さらに、この低価格なのに、縫い合わせた部分が肌に当たらないように、手間のかかる『巻き伏せ本縫い』を採用しているのも、よりお得感がありますね。
自然素材ならではのやさしい着心地『無印良品』
価格帯:2,990円~
・休日のシャツにも着回しやすい
「シンプルで豊かな生活」を追求しているブランド『無印良品』。
オーガニックコットンを贅沢に使ったブロードシャツや、フレンチリネン洗いざらしシャツなど、肌なじみの良い、 自然素材でやさしい着心地 のワイシャツがそろっています。
かっちりしすぎていないので、お仕事だけでなく、休日のシャツとしても活躍しますよ。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
無印良品『新疆綿洗いざらしブロードシャツ』消費税込2,990円

無印良品らしく、 自然素材『オーガニックコットン』で 仕立てた、シンプルなレギュラーカラーシャツ。襟羽根はトレンドを採り入れて、ちょっと小さめに。綿本来の風合いを生かした仕上がりになっているため、非常に肌馴染みがいい特徴があります。アイロンをかけて、キレイめコーディネートに合わせるのも勿論◎。
お手入れ楽々な「形態安定ワイシャツ」専門店『BRICK HOUSE(ブリックハウス)by 東京シャツ』
価格帯:2,990円~
『BRICK HOUSE(ブリックハウス)by 東京シャツ』のワイシャツは、すべて形態安定加工。洗濯して乾いたら、 ノーアイロンでシワ無くそのまま着られます 。
さらに、他ブランドでは形態安定加工をしにくい生地も、織物工場と何度も試織を繰り返し、製品に仕上げるこだわりぶりは、さすが形態安定ワインシャツの“専門店”。
ストライプのバリエーション豊富『Heiki(ヘイキ)』
価格帯:2,990円~
幅太めのストライプで、色もハッキリしたラインナップが特徴的なブランド『Heiki(ヘイキ)』。
主張が強いシャツなので、好みが分かれると思いますが、シャツ1枚で着こなしたり、ノーネクタイ&ジャケットでコーディネートすると、 シンプルで華やかな印象 で着こなせますよ。
現在のところ、Amazonのみの取り扱いのようです。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
Heiki(ヘイキ)『メンズ ストライプ ボタンダウン』¥2,100 – ¥2,220

ビジネスシーンで着やすい『ライトブルー』 のストライプシャツです。
他ブランドに比べて、サイズ感が小さめなので、ワンサイズ大きいシャツを選ぶのがおすすめです。
Amazonでは現在返品無料なので、もしサイズ感が合わなくても安心です。
とにかく安く買いたいときに『GU(ジーユー)』
価格帯:1,490円~
・ストレッチ生地など着心地も考慮してある
とにかく安いです。『GU(ジーユー)』は、ユニクロの姉妹ブランドで、ユニクロよりも価格が1,000円ほど安いです。カジュアルシャツのほうが品揃えが充実していますが、ビジネスで着られるシャツも何種類か取りそろえています。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
GU(ジーユー)『ブロードシャツ(長袖)』※オンラインショップ限定商品 ¥990+税

ビジネスシーンに合う、滑らかな生地感のブロードシャツ。ウエスト周りが少し引き締まって見えるシルエットにしているので、ジャケットオフでシャツ1枚で過ごすシーンにもおすすめです。
3,000円~5,000円で購入できるオススメのワイシャツ5選
続いて、ワンランクアップして、5,000円未満で買えるワイシャツを紹介します。
3,000円未満のシャツよりも、デザインのバリエーションが豊かなので、コーディネートが華やかになって楽しいですよ。
累計450万枚突破!ヒット作『i-Shirt(アイシャツ)』を生んだ『はるやま』
価格帯:3,000円~
▼はるやまのワイシャツはココがすごい!
青山やAOKIに次いで業界売り上げ3位、とくに関西での人気が根強い『はるやま』。
低価格ながら、ストレッチ性や形態安定加工など 生地に工夫をこらしたワイシャツ が人気の秘密です。
また、過去には人気アニメ『エヴァンゲリオン』とのコラボ商品を発表するなど、ワクワクする商品開発が魅力のショップです。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
・はるやま『i-Shirt(アイシャツ)』3,300円(税込)

累計売上枚数450万枚を超える、はるやまの『i-Shirt(アイシャツ)』。圧倒的な形態安定性を誇る、 業界唯一の「完全ノーアイロン」 を実現した、人気のワイシャツです。
さらに、伸縮性にすぐれた360度ストレッチ性、いつもドライでサラッと快適な吸水速乾性、汗ジミが目立ちにくく皮脂汚れが落ちやすい防汚加工など、これでもか!というくらいの多機能が1枚のシャツに込められています。
ディテールの遊び心を楽しむなら『SUIT SELECT(スーツセレクト)』
価格帯:2,800円~
▼スーツセレクトのワイシャツはココがすごい!
世界で活躍するデザイナー佐藤可士和さんがプロデュースしたことで話題になった『SUIT SELECT(スーツセレクト)』。
白シャツでもボタンの縫い糸に色糸を使ったり、カフス裏や襟裏に柄の生地をあしらうことで、 ノーネクタイでも見た目が華やかに見えるワイシャツがたくさんそろっています。
※2019/8/16時点では、長袖だけで473種類(!)のワイシャツがオンラインショップで販売されています
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
SUIT SELECT(スーツセレクト)『ドレスワイシャツ/ホワイト/釦付糸:ネイビー/襟袖裏別布:チェック/NON IRON-KNIT』¥3,800+税

一見普通の生地ですが、生地に細かな通気孔が出来るように編んだニット生地なので、 通常シャツの約4倍の通気性 があります。
さらに、超形態安定性に優れた高性能ポリエステル100%なので、ご自宅で洗濯でき、ノーアイロンのまま着用してもシワが気にならないのも、うれしいポイント。
エリとソデの裏側にあしらわれた、 チェック柄の生地がちらりと見える のも遊び心があっておすすめです。
モード寄りのデザインが多め『P.S.FA(パーフェクトスーツファクトリー)』
価格帯:2,052円~
▼P.S.FAのワイシャツはココがすごい!
大ヒットシャツ「i-Shirt(アイシャツ)」を生み出した業界大手『はるやま』が、20代~30代向けに展開するブランド『P.S.FA(パーフェクトスーツファクトリー)』。
他ブランドよりも、 モード系のデザインや遊び心があるデザインのワイシャツが多い のが特徴です。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
P.S.FA(パーフェクトスーツファクトリー)『【形態安定】セミワイドカラー長袖Yシャツ サックスブルー ストライプ』4,290円(税込)

さすが、高機能生地で人気の『はるやま』が展開するブランド。
P.S.FA全てのワイシャツに、業界唯一の 完全ノーアイロン「i-Shirt(アイシャツ)」の技術が採用 されています。
おすすめのワイシャツは、スーツスタイルに合わせやすくコーディネートしやすい、セミワイドカラーシャツ。爽やかなサックスブルーのストライプ柄で、ネクタイONでもノーネクタイでも着用できる便利な1着です。
リーズナブルでも王道『THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)』
▼ザ・スーツカンパニーのワイシャツはココがすごい!
「洋服の青山」が手掛ける若者向けスーツブランドが、『THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)』。
他ブランドよりも、王道&正統派なデザインのものが多いので、 「どの商品を選んでも間違いない」という安心感 があります。
一見、普通のシャツなのに、じつはスポーツウェアに用いられる最先端の素材を使っていたり、無地に見えるけれどよく見えと織柄が浮かんで見えたり。
遊び心を忘れない正統派のためのワイシャツが、たくさん揃っています。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)『【SUPER EASY CARE】ホリゾンタルカラードレスシャツ 織柄』ピンク 3,800円+税

バネのようならせん状の分子構造を有する繊維「SOLOTEX(ソロテックス)」で仕立てたワイシャツです。
ソフトな新触感と高いストレッチ性がありながら、形態回復性にも優れており、着心地が良く、お手入れも簡単。えり型はノーネクタイが似合う「ホリゾンタル」で、カラーは親しみやすい印象になる「ピンク」がおすすめです。
5,000円~10,000円で購入できるオススメのワイシャツ5選
5,000円以上のワイシャツになると、生地や縫製のクオリティはもちろん、それぞれのブランドの個性やプライドが際立ってきます。
世界レベルを、この価格で買える奇跡。『Maker’s Shirt 鎌倉(鎌倉シャツ)』
価格帯:5,292円(税込)~
▼鎌倉シャツのワイシャツはココがすごい!
『日本人をお洒落にしたい』という想いから始まった鎌倉シャツ。約25年前に第1号店がオープンし、 これまでになかった高品質&低価格でファンが急増 。今ではアメリカ・ニューヨークに出店するまでになりました。
生地は、ハリツヤを大切にしているので80番手双糸以上、ボタンは天然貝ボタンを使用するなど、厳選した素材でワイシャツを仕立てています。
さらに、シャツ選びで 最も重要となるネックサイズは、1cm刻みでサイズ展開 しているのが驚き。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
Maker’s Shirt 鎌倉(鎌倉シャツ)『ピンポイントオックスフォード』¥6,372(税込)

正統派のブルー系ワイシャツです。「ピンポイントオックスフォード」は、通常のオックスフォードより細番手の糸を使用し、織り目が詰っているので、生地のきめが細かく、表面が上品な風合いに仕上がっています。シンプルな1枚に、 鎌倉シャツならではの紳士服の美学 が詰まっています。
イタリア高級シャツに比肩する『CAMICIANISTA(カミチャニスタ)』
価格帯:¥5,400(税込)~
▼カミチャニスタのワイシャツはココがすごい!
イタリア高級シャツにみられるシルエットとディテール、そして仕立ての技法を、惜しみなく取り入れています。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
イタリアンファブリック / ヘリンボーン / サックス無地 / ホリゾンタルカラー 7,560円(税込)

これで、1万円以下とは・・・!なんと、シルエットやディテールだけでなく、イタリア製の生地を採用したのが、このワイシャツです。
しかも、イタリア3大生地メーカーの1つ、 1876年創業イタリア老舗ブランド『ALBINI(アルビニ)社』 の生地を採用しています。
柄は、スーツスタイルがよく似合う「ヘリンボーン」で、襟型はイタリアで人気カラーの一つ「ホリゾンタルカラー」。ネクタイ着用でも、ノーネクタイでもおすすめの1着です。
スーツカンパニーの高級ライン『ユニバーサル・ランゲージ(UNIVERSAL LANGUAGE)』
価格帯:5,800円(税抜)~
▼ユニバーサル・ランゲージのワイシャツはココがすごい!
スーツカンパニーの上位ブランドが、『ユニバーサル・ランゲージ(UNIVERSAL LANGUAGE)』です。
ワイシャツで比べると、スーツカンパニーより+2,000円ほど高いのですが、その分、いや それ以上にクオリティが上がっています 。
シルエットがすっきりしていて、高級感のある生地感や色味のワイシャツがそろっているので、まさにスーツカンパニーの品揃えでは満足できなくなった人におすすめのワイシャツです。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
ユニバーサル・ランゲージ『くすみ感が洒脱なインディゴシャツ』9,800円+税

やや色褪せたような絶妙なくすみ感が魅力の、シャツ1枚で着用してもビシッと決まるインディゴシャツ。長崎県五島列島の熟練した職人たちが、丁寧に仕立てたジャパンメイドの1着です。
繊維長が長く細い、 高級原料『超長綿』 を贅沢に使用しているので、シルクのような美しい光沢と、滑らかな肌触りが特徴。
スーツカンパニーのワンランク上のブランドならではのラインナップで、いわゆる“高見え”シャツです。
日本の職人魂が宿る『土井縫工所』
価格帯:9,000円(税抜)~
▼土井縫工所のワイシャツはココがすごい!
シャツ専業で60年間たしかな縫製技術を培ってきた『土井縫工所(どいほうこうじょ)』。
昔ながらのオーセンティックなデザインですが、 ディテールには職人らしい着る人への心遣い が感じられます。
たとえば、肩にフィットする『スプリットヨーク』。シャツの肩甲骨に当たる部分=ヨークを、背中心を境に2つに割って仕立てたデザインです。生産効率を考えると、ヨーク部分は1枚の生地で作るほうが楽なはず。
しかし、2つのパーツに分けることで、より身体にフィットし、動きやすいワイシャツに仕上がるのです。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
土井縫工所『100番手双糸 ホワイト ブロード 無地 ドレスシャツ』11,000円(税込)

土井縫工所は、カスタムオーダーが充実しているのですが、まず手頃な既製品を買ってみて、着心地を確認してみるのもオススメです(既製品は約9,000円、ハイエンドオーダーシャツは約25,000円)。
既製品と言っても、60年に渡り継がれてきた日本の職人の技術が注ぎ込まれているので、クオリティは確実です。
また、ボタンは最高級の白蝶貝を使っているので、 “既製品”と言うにはもったいないほど、贅沢なワイシャツ です。
毎週新作が登場!圧倒的な品ぞろえが魅力『ozie(オジエ)』
価格帯:5,000円(税抜)~
▼ozieのワイシャツはココがすごい!
1924年創業のシャツ専業メーカー株式会社柳田織物が運営するブランド『ozie(オジエ)』。
メーカー直販なので、 百貨店だと2万円近くする高級生地のシャツが、ozieなら5,000円~という低価格で 手に入ります。
▼とくにこのワイシャツがおすすめ!
ozie(オジエ)『イタリアンカラー・ボタンダウン・クレリック』6,000円(消費税込:6,480円)

エリと前立ての裏部分がオープンカラーのように縫い目がなく、1枚の生地でつながって出来ている『イタリアンカラーシャツ』です。
第一ボタンをはずして、エリを開き気味にして着用すると、エリから第一ボタンにかけてきれいなロールが出るようになっています。
しかも、エリがきれいに開くように、 通常のワイシャツよりも、第2ボタンの位置を少し下げる というこだわりぶり。
クレリックなので、ノーネクタイでも爽やかに清潔感ある印象で着こなせますよ。
ネクタイづくりから始まった正統派シャツブランド『フェアファックス(FAIRFAX)』
価格帯:7,776円(税込)~
▼フェアファックスのワイシャツはココがすごい!
アメリカンの伝統的なスタイルをテーマに生まれた、ジャパンブランド『フェアファックス(FAIRFAX)』。主に30代以上のビジネスマンにファンが多く、ネクタイから始まったブランドだけあって、ネクタイ着用時に首元がきちんと見える仕立てのワイシャツが多いです。
一度は着てみたい!人気ブランドシャツ10選
コスパ優秀シャツ15選、いかがでしたか?
ぱっと見ると同じに見えるワイシャツでも、ブランドによってこだわりがあるので、みんな違って面白いですね。
さて続いては、世界中にファンのいるブランドシャツを、「海外ブランド」と「日本ブランド」それぞれ紹介します。
・海外ブランドのおすすめワイシャツ7選
・日本ブランドのおすすめワイシャツ3選
あこがれの海外ブランドおすすめワイシャツ7選
永遠のあこがれ『フライ(FRAY)』
価格帯:51,840円(税抜)~
▼フライのワイシャツはココがすごい!
1962年イタリア・ボローニャで創業した、世界屈指の高級シャツメーカー『フライ(FRAY)』。マシンメイドシャツの最高峰と言われています。
“マシン”と言っても、その製法は極めて職人的。たとえば、生地からワイシャツのパーツを裁断する「カッティング」は、生産効率を考えて、何十枚もの生地を重ねて機械で一気に裁断する方法が一般的です。
しかしフライ(FRAY)では、 1つ1つ型紙とハサミを使って、職人の手作業で切っています 。
世界最高のハンドメイドシャツ『ルイジボレッリ(LUIGI BORRELLI)』
価格帯:35,640円(税込)~
▼ルイジボレッリのワイシャツはココがすごい!
マシンメイドの最高峰が『フライ(FRAY)』なら、 ハンドメイドの最高峰が『ルイジボレッリ(LUIGI BORRELLI)』 です。
1904年、アンナはヴェスヴィオの麓、サンセバスティアーノの自宅で、近所の人たちのためにシャツを仕立て始めました。
これが、ハンドメイドシャツブランド『ルイジボレッリ(LUIGI BORRELLI)』の原点。
アンナの仕立てるシャツは瞬く間に、ナポリの洒落者たちの評判になり、その後アトリエを構え、シャツ作りを生業にするようになります。
世界で最も美しいセミワイドカラー と称される「LUCIANO」など、一度は着てみたい名作シャツがそろっています。
ジェームズ・ボンドも愛用した『ターンブル&アッサー(Turnbull&Asser)』
価格帯:35,640円(税込)~
▼ターンブル&アッサーのワイシャツはココがすごい!
1885年、イギリス・ロンドンで創業した老舗ビスポークシャツブランド『ターンブル&アッサー(Turnbull&Asser)』。
映画『007』の主人公ジェームズ・ボンドが、『ターンブル&アッサー』のワイシャツを着用したことで、一層有名になりました。
細身のシルエットが魅力的『バルバ(BARBA)』
価格帯:30,240円(税込)~
▼バルバのワイシャツはココがすごい!
1964年、イタリア・ナポリで、アントニオ・バルバとヴィットリオ・バルバ兄弟がシャツメーカーとして創業した『バルバ(BARBA)』。
生地や襟型のバリエーションが豊かで、 細身に見えるシルエットなのに、動きやすい のはナポリ仕立ての高い技術が為せる技。
日本でも大人気『ブルックスブラザーズ(Brooks Brothers)』
価格帯:13,000円(税抜)~
▼ブルックスブラザーズのワイシャツはココがすごい!
いまやワイシャツの定番となった 『ボタンダウンシャツ』を生み出したのが、『ブルックスブラザーズ(Brooks Brothers)』 です。
1818年アメリカで創業して以来、リンカーン、ケネディなどの歴代米大統領、や芸術家アンディ・ウォーホルなど、数多くの偉人に愛されてきました。
伝統を大切にしながらも、ノーアイロンシャツなど時代に合わせた機能的なワイシャツも発表しています。
コストパフォーマンス◎『オリアン(ORIAN)』
価格帯:25,920円(税込)~
▼オリアンのワイシャツはココがすごい!
1990年、イタリア・ヴェネト州で誕生した『オリアン(ORIAN)』。
イタリアの伝統的な職人技術と最高水準の機械技術との融合により、高品質ながらコストパフォーマンスが高いワイシャツを生み出しています。
イタリアブランドを支えてきた実力派『ギローバー(GUY ROVER)』
価格帯:19,440円(税込)~
▼ギローバーのワイシャツはココがすごい!
日本でも根強いファンが多い、高級マシンメイドシャツブランド『ギローバー(GUY ROVER)』。
1967年イタリアで設立され、以来マシンメイドならではの確実で正確な仕立てで、コストパフォーマンスの高いワイシャツを作り続けています。
ディテールまでこだわり抜いた日本ブランドのおすすめワイシャツ3選
百貨店バイヤーズ賞やTV登場で話題『インダスタイル・トウキョウ(INDUSTYLE TOKYO)』
価格帯:15,000円(税抜)~
▼インダスタイル・トウキョウのワイシャツはココがすごい!
「動体裁断&動体縫製」という特殊な仕立てで、とにかく着心地が良い『インダスタイル・トウキョウ(INDUSTYLE TOKYO)』。
「試しに1枚だけ買ってみたら、もう他のシャツが着られなくなりました」 という口コミの通り、クセになる着心地の良さで、リピーターが続出しているワイシャツです。
クラフトマンシップが宿る『HITOYOSHI(ヒトヨシ)』
価格帯:5,900円(税抜)~
▼ヒトヨシのワイシャツはココがすごい!
数々のブランドのものづくりを支えてきた、熊本の工場で丁寧に作られるオリジナルブランド「HITOYOSHI(ヒトヨシ)」。
通常の1.5倍細かい運針や、立体的なエリの仕上げ、接着芯ではなくフラシ芯を使うなど、職人魂が感じられるワイシャツを仕立てています。
1886年創業の老舗『CHOYA1886』
価格帯:14,040円(税込)~
▼CHOYAのワイシャツはココがすごい!
昔ながらの綿布の表情を再現するために、日本の伝統的な綿生地産地・静岡県浜松で、通常の3倍手間ひまをかけて生地をつくり上げています。
時短するなら、ワイシャツレンタルサービスもアリ
「ワイシャツって、洗濯とかアイロンが面倒くさいんだよなぁ」という人は、 月額のレンタルサービス がおすすめです。
コーディネートを提案してくれるサービスもあるので、面倒くさがりの人やファッションに自信がない人は、ぜひ検討してみてください。
洗濯不要!着てそのまま送り返せばOK『ワイクリン』 8,800円~/月
正しいお手入れで、清潔感をキープしましょう
ワイシャツは、清潔感がとても大切。
とくに首の裏やカフス部分には、皮脂の汚れがたまりやすいです。
自宅で洗う場合は、エリそで専用洗剤などのケア用品を使って、ワイシャツの清潔感をキープしましょう。
また、毎日洗濯したりアイロンをかけるのは大変なので、ノーアイロンで着られる形態安定シャツやニットシャツなど、イージーケアのワイシャツを上手く取り入れて、清潔感をキープしましょう。
Amazon人気No.1『クリーニング屋さんが使っている!エリそで洗剤』
価格:842円
シャツ専門店が開発『食器用洗剤よりも肌にやさしいエリそで洗剤』
価格:1,800円
「面白いくらいキレイに汚れが消えていた」と評判のエリそで洗剤。
シャツ専門店が、自社製品のシャツをできるだけ長くキレイに着てもらいたいという想いを込めて、クリーニングのプロと開発したという逸品です。
こすらないでも汚れが落ちるので、ニットシャツや高番手のシャツなどネット洗いが必要になる生地に相性バッチリの洗剤。
食器用洗剤よりも肌にやさしいのも、嬉しいポイントです。
トップ『プレケア 部分洗い剤 エリそで用』
価格:719円
まとめ
いかがでしたか?
自分に合う最高のワイシャツは見つかりましたか?
この記事が、ビジネスマンのみなさまの役に立てるとうれしいです!
お相手は、紳士のシャツ編集部の小林でした。
では、またお会いしましょう!
今月おすすめのワイシャツは、こちら↓
「試しに1枚だけ買ってみたら、もう他のシャツが着られなくなりました」など、リピーター続出の日本製シャツブランド『INDUSTYLE TOKYO』。
一度体感したら他のシャツが着られなくなってしまうほど、極上の着心地です。 今月のおすすめシャツをみる