こんにちは。
「紳士のシャツ」編集部の大山です。
皆さんは普段、どんな靴で仕事をしていますか?
私は「格好いい!」という理由で、もっぱら革靴を履いています。
ただ、革靴は長く履いていると、どうしてもジクジク痛んで仕方ない時が、、、
同じように革靴で仕事をされている方も、そんなことありませんか?
そんなわけで先日、「こんな風に痛みをこらえて仕事するのもなぁ」と思い立ちまして・・・
「革靴の格好よさ」と「スニーカーの履き心地」が合わさった都合のいい靴がないものかと、改めて探してみることにしたんです。
すると、思っていた以上に良さそうな、いわゆる「革靴スニーカー」がいくつも見つかったので、ちょっと整理してご紹介したいと思います!
「革靴指定の職場じゃないけど、スニーカーはハードルが高いから結局革靴をはいてる……」
「通勤用スニーカーを探してた! スーツとも相性がいい格好いいヤツ!」
そんな悩みや願いをお持ちの方にとって、今回の記事が役立てば幸いです。
CONTENTS
- 革靴スニーカーって……?
- ビジネスシーンで活躍してくれる、おすすめ革靴スニーカー12選
- 1. 王道デザインならこれ! おすすめNo.1の革靴スニーカー
- 2. 皇室御用達の職人技で仕立てる、“クラシック”レザースニーカー。
- 3. もはやスポーツスニーカーな、「走れる」ビジネスシューズ
- 4. ストリートダンサーの足元も任せられる革靴スニーカー
- 5. 仕事でも休日でも履きやすい、こなれたデザインの一足
- 6. 万人の足にフィットする、可愛げのあるアメトラ風の一足。
- 7. 【復刻】1953年の大ヒットモデル!! 英国最古の老舗ブランドが提案する、ベストな歩き心地。
- 8. 革靴スニーカーの先駆者が生産する、伝統と機能のハイブリッドシューズ。
- 9.「履く人を大切にしたい想い」を、世界に誇る日本の技で形にした特別モデル。
- 10. たとえ雨天でも快適ウォーキング。
- 11.イタリア革靴のシュッとスマートなシルエットを、リスペクトした一足。
- 12. 国産革靴の定番ブランドが送る、オンでもオフでも合わせやすい一足。
- あとがき
革靴スニーカーって……?
今回紹介する「革靴スニーカー」とは、革靴なのに、スニーカーのように履き心地抜群な靴のことです。
本格革靴が必須の業種でさえなければ、これから紹介するどの革靴スニーカーも、職場に履いていけると思います。

基本、ビジネスシーンで活躍してくれることを基準に選んでいますが、休日のコーディネートに合わせるのもオススメですよ。
ビジネスシーンで活躍してくれる、おすすめ革靴スニーカー12選
では早速、おすすめの革靴スニーカーを紹介していきます。
今回紹介する革靴スニーカーは、以下の12商品。
各商品をタッチ/クリックすると、より詳しい説明やスペックを見ることができますよ。
※はみ出ている分は、横スクロールできます

ここからは、上のおすすめ革靴スニーカー12商品の特徴を、一足ずつ詳しくご紹介していきます。
それぞれのフォーマル度合いが一目で分かるように図も入れていますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
1. 王道デザインならこれ! おすすめNo.1の革靴スニーカー
アシックス商事が展開する国産シューズブランド「テクシーリュクス」の革靴スニーカーです。
クッション性と屈曲性に優れたE.V.A.インジェクションソールを靴底に採用しているため、牛革を使ったビジネスシューズなのにスニーカーのような履き心地に仕上がっています。
靴の内側にあるのは、しっかりと足をホールドしてくれるメッシュ素材のクッション。このクッションには抗菌・防臭効果があり、靴内環境を清潔に保ってくれますよ。
TU-7783は「ストレートチップ」と呼ばれる。革靴の基本デザイン。脱ぎ履きが楽になるサイドゴアスリットがあるのも嬉しいポイントです。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 天然皮革(牛革/スムース) |
生産国 | カンボジア |
この靴のポイント・キーワード |
・ビジネスシューズ
・クッション性
・屈曲性(しなやか)
・牛革
・抗菌
・消臭
・耐久性
・靴内部はメッシュ
|
2. 皇室御用達の職人技で仕立てる、“クラシック”レザースニーカー。

革靴という西洋文化を日本に定着させた、日本最古の紳士靴メーカー「大塚製靴」が仕立てる革靴スニーカーです。
明治5年の創業以来、シカゴ万博博覧会での金賞受賞、宮内省・陸軍省・海軍省 御用など様々な功績を立ててきたその技は今も健在。
“日本人の足”を半世紀以上も追及してきたノウハウがこれでもかと活かされているため、中に仕込まれたクッション材は必要最低限なのに高クオリティな履き心地をキープ。
細身でスマートなシルエットなので「まぁ、カッコイイから履き心地は我慢かなー」などと思って履いてみると、クッション性にビックリする履き心地に仕上がっています。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 牛スムース |
原産国 | 日本 |
この靴のポイント・キーワード |
・レザースニーカー
・皇室御用達ブランド
・牛革
・アンティークな見た目
・衝撃吸収力・高
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3. もはやスポーツスニーカーな、「走れる」ビジネスシューズ

2018年3月から推進されている「FUN+WALK(楽しく歩こう)プロジェクト」に沿う形で開発された、「走れるビジネスシューズ」をコンセプトにかかげる一足です。
スニーカーのようなグリップ力を再現したり、靴底のつま先部分を「歩行の蹴り出し」をサポートする曲線に仕上げたりするなど、ビジネスシューズらしい形をしてはいるものの、ほぼスポーツスニーカーと言ってもいいぐらいの機能が揃っています。
TU-6000モデルは、フォーマル度が高く、紐を結んだ時のホールド感もしっかりしている「外羽根プレーントゥ」のデザインを踏襲しています。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 人工皮革 |
生産国 | 中国 |
この靴のポイント・キーワード |
・ビジネスシューズ
・ほぼスポーツスニーカー
・靴内部はメッシュ
・足ムレ軽減
・グリップ力
・靴ズレ防止
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4. ストリートダンサーの足元も任せられる革靴スニーカー

ストリートダンスをコンセプトに、機能とデザインを追及するシューズブランド「ジェイド・クルー」から販売されている革靴スニーカーです。
靴全体にブローグ(穴装飾)を施した、フルブローグと呼ばれるデザインで仕上げられているため、その見た目は非常にクラシック。
靴底には軽量性と通気性、耐久性を兼ね備えたEVA配合のオリジナルアウトソールを取り付けています。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 合成皮革 |
原産国 | 中国 |
この靴のポイント・キーワード |
・レザースニーカー
・クッション性
・軽量
・グリップ力
・通気性
・クラシック
・ストリートダンサー
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5. 仕事でも休日でも履きやすい、こなれたデザインの一足

アシックス商事が展開する国産シューズブランド「テクシーリュクス」の革靴スニーカー。上の方で紹介したモデルよりも、カジュアルなデザインで仕立てられた一足です。
アッパー(足の甲を包む部分)に、アンティーク加工を施した牛革を採用しているため、ジャケットスタイルに合わせられるほどドレス感のある一足に仕上がっています。
靴の内側には、抗菌・防臭をやってのけるクッションを取り付けることで、足のホールド性だけでなく清潔性にも妥協なし。
革靴っぽさとスニーカーっぽさが絶妙に合わさっているため、ONでもOFFでもコーデニ合わせやすいのは嬉しいですね。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 天然皮革(牛革/スムース) |
生産国 | カンボジア |
この靴のポイント・キーワード |
・レザースニーカー
・クッション性
・屈曲性(しなやか)性
・牛革
・抗菌
・消臭
・靴内部はメッシュ
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6. 万人の足にフィットする、可愛げのあるアメトラ風の一足。

クリエイティブに活躍する30代をターゲットに生まれた国産シューズブランド「MANEBU(マネブ)」の革靴スニーカーです。
ブランド名の由来は、学ぶ×真似る=マネブから。
靴のデザインは、アメトラの定番であるプレーントゥモデル。
どんな足の形にもフィットするようにと、本来直角になっている外羽根(靴ひもを通すパーツの一種)の内側部分を丸く削ったVフロントを採用することで、足の甲への負担を軽減しています。
ユニセックス用としてデザインされた、ほんのり丸みをおびたシルエットはどことなく可愛げがありますね。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 牛革 |
原産国 | タイ |
この靴のポイント・キーワード |
・レザースニーカー
・牛革
・グリップ力
・ハンドメイド
・可愛げのあるシルエット
・靴ひも2色(黒・白)同梱
・クリエイティブに活躍する30代へ
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7. 【復刻】1953年の大ヒットモデル!! 英国最古の老舗ブランドが提案する、ベストな歩き心地。

現存している英国最古の靴ブランド「CLARKS(クラークス)」の革靴スニーカーです。
1953年当時の英国で支持された伝統的なシルエットをそのままに、雨を弾いて汗を逃がすGORE-TEX素材や、雨道でも滑りにくいラバーソールを搭載することで、どんな天候化でも快適に歩けるよう仕上げられています。
シューレース(靴ひも)が4列と一般的な革靴と比べても少ないためトゥ(つま先)の長さが強調され、より革靴らしさが強調されているのもポイントです。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 本革 |
原産国 | インド |
この靴のポイント・キーワード |
・レザースニーカー
・本革
・最古の英国靴ブランド
・雨を弾く(GORE-TEX)
・足ムレ軽減(GORE-TEX)
・滑りにくい(ラバーソール)
・1953年の英国で愛された大ヒット復刻版
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8. 革靴スニーカーの先駆者が生産する、伝統と機能のハイブリッドシューズ。

かつては一種のタブーだった「伝統的な革靴」と「最先端のスニーカー」の融合。
それを世界で初めてやり遂げた、米国ファッションブランド・コールハーンが生産する、革靴スニーカーです。
靴底の屈曲性や全体の軽量性、クッショニング性を追求するためのテクノロジー・GRAND OSを搭載することで実現した快適な履き心地は、革靴スニーカーのパイオニアだからこそ。
アッパー(足の甲を覆う部分)のレザーは革靴と同じ牛革を使用。まだ革靴だけを仕立てていた頃から受け継がれている、クラフトマンシップを感じ取ることができます。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 牛革 |
原産国 | ??? |
この靴のポイント・キーワード |
・レザースニーカー
・クッション性
・屈曲性(しなやか)
・軽量性
・テクノロジー・GRAND OS
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9.「履く人を大切にしたい想い」を、世界に誇る日本の技で形にした特別モデル。

技・粋・匠の三大理念に掲げる国産革靴ブランド・三陽山長と、日本を代表するシューズデザイナー・坪内浩氏とのコラボレーションから生まれた革靴スニーカーです。
モデルの下地になっているのは、靴全体にブローグ(穴装飾)が施されたフルブローグモデル。そこに堀内氏独自のアレンジが加えられています。
「履く人を大切にしたい」という想いを、ブローグをハート型にするという形で表現しているのは、まさに“粋”の一言。
靴底には、軽量でクッション性に優れた、イタリア製の発泡ラバーソールを採用しているため、履き心地も抜群です。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 牛革 |
原産国 | 日本 |
この靴のポイント・キーワード |
・三陽山長
・レザースニーカー
・クッション性
・軽量性
・イタリア産発泡ラバーソール
・坪内浩氏コラボデザイン
・『♥模様』のブローグ装飾
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10. たとえ雨天でも快適ウォーキング。

タイヤでお馴染み「ダンロップ」が生産する革靴スニーカーです。
つま先から足首に向かって流れるように走るラインが、幅広なシルエットをきゅっと引き締めてくれています。
靴底には通気口があり、そこに透湿&防水フィルターを貼ることで、春足の蒸れを防止しつつ、水の侵入を防ぐことに成功。
さすがに長靴とまではいきませんが、雨の日でも快適な歩行を体感することができます。
ラインに隠れるように取り付けらえたサイドファスナーのおかげで、着脱の度に靴ひもを結び直す必要がないのも、地味ながら便利なポイントです。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 牛革 |
原産国 | 日本 |
この靴のポイント・キーワード |
・牛革
・着脱楽(ジッパーあり)
・衝撃吸収(かかと)
・高反発(つま先)
・足ムレ防止機能
・浸透防水設計
・グリップ力
・ゆったりな履き心地
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11.イタリア革靴のシュッとスマートなシルエットを、リスペクトした一足。

神戸発の革靴ブランド「バンプアンドグラインド」の革靴スニーカーです。
ブランドの特徴とも言える、シュッとした細いつま先のシルエットは、神戸港から憧れたイタリアの革靴ブランド・サントーニを意識したもの。
両の側面に、艶やかな2本のエナメルラインを加えることで、遊び心ある見た目に仕上がっていますね。
クッション性の高いインソールを、靴内に採用しているため履き心地も抜群です。
一般的なスニーカーに比べて、幅狭に仕上がっているようです(普段26~26.5の靴を選ぶ人が、27でピッタリぐらい)。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 本革 |
原産国 | 中国 |
この靴のポイント・キーワード |
・レザースニーカー
・クッション性
・エナメル装飾
・シュッとしたシルエット
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12. 国産革靴の定番ブランドが送る、オンでもオフでも合わせやすい一足。

国産革靴の定番ともいえるブランド「リーガル」から販売されている、革靴スニーカーです。
「水滴は通さないけど、水蒸気は通す」特性のゴアテックスファブリックを採用しているため、どんな天候下でも足ムレが起きにくい快適な履き心地を実現しています。
汎用性が高いデザインなので、オンでもオフでもコーディネートに合わせやすく、“使いやすいアイテム”に仕上がっています。
この靴のフォーマル度合い | ![]() |
素材 | 本革 |
原産国 | ベトナム |
この靴のポイント・キーワード |
・レザースニーカー
・牛革
・足ムレ軽減
・ゴアテックス
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あとがき
以上、「革靴の格好よさ」と「スニーカーの履き心地」が合わさった、おすすめ革靴スニーカーをご紹介しました。
どうでしたか? 参考になりましたでしょうか?
「お洒落は我慢」なんて言葉もありますが、やっぱりどうせなら、格好良くて楽なのが一番ですよね。
ぜひ、革靴スニーカーでお仕事を快適にこなして頂ければと思います。
ちなみに・・・
私は2番目に紹介した『テクシーリュクスのレザースニーカー TU-7746S』を購入……しようとしたけど丁度サイズがなくて、そして入荷を待てなくて、似たデザインの『TU-7776』を購入しました。

クッション性が快適なのは言わずもがな。
それ以上に、かかとで着地して、つま先で踏み出す時の「ぐっ!ぐっ!」と推進力を得る感じが想像以上で、履いた日の通勤が楽しみになっています。
では、またお会いしましょう!
「紳士のシャツ」編集部の大山でした。