春先や秋のシーズンでは、1日の中でも温度がガラっと変わってしまうことも少なくありません。
そんな時期には“ささっ”と羽織れるアイテムが1つあると、凄く重宝するのは、皆さんも経験があると思います。

軽やかに羽織れるアイテム……といっても色々あるのですが、今回ピックアップしたいのは「シャツジャケット」というアイテム。

「ワイシャツ」と「ジャケット」を、足して2で割ったようなアイテムなのですが、これが実にイイ。保温の面でも。お洒落の面でも。大活躍なのです。

引用元:lightup.jp(LightUp Shopping Club Inc.)
ボタン全開のネイビーシャツを羽織っている……かと思いきや、羽織っているシャツにサイドポケットがあることにお気づきでしょうか。このアイテム、シャツではなく「ジャケット」なのです。

そういうわけで今回の記事ではシャツジャケットの特徴やおすすめモデル・ブランドを紹介していきたいと思います。

「どんな種類があるの? おすすめのブランドとかある?」
「シャツジャケットの下って、何を着こめばいいの?」

そんな疑問がある方のお手伝いができればと思います。

シャツジャケットとは?

まず始めに「シャツジャケット」というアイテムについて、ふれていきたいと思います。

「シャツのデザイン」に「アウターとしての機能」を与えた、ジャケットのこと

引用元:rakuten.co.jp(WAIPER Co., Ltd.)

「シャツジャケット」とは、名が体を表す通り“シャツのようなジャケット”のこと。

パッと見は、カジュアルシャツのようですが、よくよく見ると、

  • シャツにしては生地が厚め
  • サイドポケットがある
  • 身幅に“ゆとり”が用意されている

などなど、アウターとして(重ね着して)着用することを前提にした仕立てになっているのが特徴です。

引用元:lightup.jp(LightUp Shopping Club Inc.)
「カジュアルシャツかな~」と思いきや、胸ポケットに加えてサイドポケットも2つ。明確に、アウターとしてデザインされていることが分かりますね。

引用元:mistore.jp(ISETAN MITSUKOSHI)
比較的数は少ないのですが、スーツジャケットのテイスト(このモデルでいうと「えり周り」)を採り入れたシャツジャケットも販売されています。

シャツジャケットの特徴

次はシャツジャケットの特徴について解説していきます。

ざっくりとですが、シャツジャケットが多くの人に愛用されているポイントは、

  • お洒落も出来て、体温調節もできる
  • 羽織るだけでもお洒落レベルが上がる
  • 色々なアイテムとコーディネートできる

の3つがあると思います。

では、それぞれ見ていきましょう。

①重ね着しやすいので、保温とお洒落をダブルカバー

シャツジャケットは、シャツよりも厚手、しかしジャケットよりも薄手な生地を採用しているものが多く、重ね着したときにゴワゴワしにくいという特徴があります。
そのため、Tシャツなどの薄手のインナーの上に羽織るのは勿論のこと、パーカーやタートルネックといった、ある程度ボリューミーなアイテムの上に羽織りやすいのです。

引用元:mitsui-shopping-park.com(Mitsui Fudosan Retail)
イエロー・ベージュ系で整えたコーディネートです。シャツジャケットではなく、ボトムスの方に柄物を合わせるのもイイ感じですね。

「パーカー羽織ったけど、ちょっと足りないかも……」というときの体温調整もできますし、レイヤードコディネートをしたいときにも、「凄く動きにくいけど、我慢するか」といったストレスを感じにくいのですね。

②本来ならドレッシーなアイテムを、“上手に着崩している”感

引用元:stripe-department.com(STRIPE DEPARTMENT)

お洒落の本質とは「当たり前のスタイルに、当たり前じゃない要素を加えること(=みんなと何か少し違う)」にあると言われています。

その視点を踏まえると、シャツジャケットとは「スーツスタイルに組み込むシャツを羽織っている」という、ドレス感を崩したアイテムであることが分かります。

「ジャケット」という物は、フォーマルからカジュアルまで様々なデザインがありますが、それが“シャツっぽいデザイン”であることに大きな意味があるわけです。

羽織るだけで、お洒落の要素を満たしてくれる。実に助かります。

③パーカーやTシャツなど、幅広いアイテムと相性◎

シャツジャケットは、その“ほどよいカジュアルさ”から、非常に多くのアイテムと組み合わせることが出来ます。

中でもオススメなのが、「パーカー」との組み合わせ。

引用元:wear.jp(ゆーすけ氏の投稿)
スキニータイプのボトムスと、パーカー×シャツジャケットの「ボリューム大」なトップスを合わせるのも◎。コーデ全体のアクセントとして、シャツジャケットに柄物をもってくるのもイイですよね。

シャツジャケット初心者の方だと、「シャツ(っぽいアイテム)の下にアウターを着こむ」ことに、違和感を覚えてしまうこともあるかもしれませんが、シャツジャケットとパーカーの愛称は非常に◎。
洋服の本場であるヨーロッパ・アメリカでも、当たり前のように採用されているスタイルだったりするのです。

引用元:wear.jp(ふきはる氏の投稿)
シャツジャケットのコーディネートで定番&オススメなのが、パーカーとの組み合わせ。パーカーの一番美味しい所(フードの小顔効果が出る)以外のカジュアルさをシャツジャケットで隠してしまうので、ほどよく力を抜いた感じが演出できるのです。

パーカー以外にも、Tシャツは勿論、シャツであったり、タートルネックシャツであったり。

全体を見た時に、ドレスとカジュアルのバランスがとれるようになっていればOKなのです。

引用元:wear.jp(Tani氏の投稿)
シャツジャケットコーデの定番②。クルーネックシャツの上にシャツジャケットを羽織ったスタイルです。アクセントとして効いているボトムスのグリーンがいいかんじですね。コーディネートに色味を加えるときは、全体で2色(2系統)までという法則をここでも忘れずに。

引用元:wear.jp(vivace氏の投稿)
シャツ+シャツジャケット+コーチジャケット、というシャツ生地アイテム3層コーデです。どのアイテムも薄手のシャツ生地だからこそ、これだけ着込めるというもの。各アイテムのボタンを徐々に解放したり、徐々に色味を変えたりといったグラデーションも綺麗ですね。

引用元:farfetch.com(FARFETCH UK Limited.)
タートルネック系のアイテムと組み合わせたコーデです。シャツジャケットに「チェック柄」のアクセントを利かせることで、トラディショナル感が出ていますね。細身のスラックスも上品さを高めていてイイ感じです。

ボトムスに関しても、ワイドとスリム、どちらのタイプとも問題なく組み合わせることが出来ます。

ただ、ワイドパンツと組み合わせるときは、生地感やサイズ感に気を付けて、カジュアル成分が強くなり過ぎないよう気を配りたいところですね。

シャツジャケットのおすすめブランド&モデル9選

ここからはオススメのシャツジャケットを紹介していきます。
実際に購入するときの参考にしてみてくださいね。

※各商品の価格は2021年2月4日時点でのものとなります。

1950年代のフランス製ワークジャケットを、日本・岡山の技術でリデザイン

参考価格:16,500円(税込み)
引用元:roco2web.com(ROCOCO)

オリジナルの生地素材や自社工場内での縫製、古いアメリカ製ミシンを改造して使用などなど、独自のクオリティにこだわる岡山県発のブランド『FOBファクトリー』のシャツジャケットです。

退色や毛羽立ちを“経年変化”として楽しめる生地なので、育てていく楽しさがあるのも嬉しいポイントです。

ブランド名 FOBファクトリー(FOB FACTORY)
楽天市場で
詳細を見る
16,500円

ROCOCOで
詳細を見る
16,500円

LightUpで
詳細を見る
16,500円

シャツの柔らかさと、ジャケットのドレス感のハイブリットジャケット

参考価格:34,650円(税込み)
引用元:mistore.jp(ISETAN MITSUKOSHI)

仕立て職人の母親から学んだ知識と経験をもって、2008年にデビューしたイタリアナポリのシャツブランド『サルヴァトーレ・ピッコロ』のシャツジャケットです。

スーツジャケットのテイストがありながら、あえて透け感を与えるなど、軽やかな表情に仕上がっています。

ブランド名 サルヴァトーレ ピッコロ(Salvatore Piccolo)
三越伊勢丹で
チャイロカラーの詳細を見る
34,650円

三越伊勢丹で
ブラックカラーの詳細を見る
34,650円

サイドポケット無しなど、ドレスシャツのディティールを強めた英国からの1枚

参考価格:45,100円(税込み)
引用元:rakuten.co.jp(WATANABE & CO.,LTD.)

1977年に設立され、今日だと希少となった、シャツやネクタイを仕立てる英国ファクトリーブランド『ドレイクス』のシャツジャケットです。

イギリスらしい無骨な印象がある一方で、サイドポケットを外して、ドレス感を高めるなど、バランスが取れたシャツジャケットです。

ブランド名 ドレイクス(DRAKE’S)
楽天市場で
詳細を見る
45,100円

BRITISH MADEで
詳細を見る
45,100円

春夏にピッタリ!! リネンの“サラッ”とした素材感を羽織りたい方へ

参考価格:6,490円(税込み)
引用元:rakuten.co.jp(LANDS’END)

1963年のシカゴで生まれた、アメリカ最大王手のファッションブランド『ランズエンド』のシャツジャケットです。

羽織るだけでお洒落な印象になる、リネン素材が実に“こなれた”印象の1枚です。春夏シーズンに羽織るジャケットとしてピッタリですね。

ブランド名 ランズエンド(LAND’S END)
楽天市場で
詳細を見る
6,490円

公式通販で
詳細を見る
6,490円

ワークウェアから始まった仏・カジュアルブランドの定番アイテム

参考価格:20,680円(税込み)
引用元:rakuten.co.jp(PLUS USP)

1935年に設立された、フランスのワークウェアブランド『ダントン』のシャツブランドです。

えりと裾端を「丸く」仕上げた、丸首型のデザインが、実に上品なカジュアルさを演出してくれます。
通気性と軽量感も抜群なので、Tシャツやパーカーの上にガシガシ重ねていきたいですね。

ブランド名 ダントン(DANTON)
楽天市場で
詳細を見る
20,680円

amazonで
詳細を見る
20,680円

NOLLEY’S MALLで
詳細を見る
20,680円

ニューフェイスブランドが企画する、ベーシックなシャツジャケット(セットアップ)

参考価格:9,900円(税込み)
引用元:zozo.jp(ZOZO, Inc.)

ファッションアプリ「WEAR」で活動するユウ氏が2020年にスタートさせたブランド『リル』のシャツジャケットです。

落ち感が綺麗な1枚で、同じ生地のセットアップで1万円以下という価格も魅力的。
ポリエステルトロピカルというシワの付きにくい生地なので、日々のケアも楽ちんです。

ブランド名 リル(LILL)
ZOZOで
詳細を見る
9,900円

爽やかな印象を羽織る、ストレイプ柄のシャツ柄ジャケット

参考価格:7,920円(税込み)
引用元:nolleys-mall.jp(NOLLEY’S CO.,LTD.)

「やさしさ・さわやか・童心」の基本コンセプトに、トラディショナルを加えたアイテムを展開するブランド『ノーリーズグッドマン』のシャツジャケットです。

生地表面に細かな凹凸が並ぶサッカー生地を採用しているので、肌触りもさわやか。
色合いと共に、夏のTシャツスタイルをドレスアップさせるアイテムとして活躍してくれますよ。

ブランド名 ノーリーズグッドマン(NOLLEY’S goodman)
&mallで
詳細を見る
7,920円

公式通販で
詳細を見る
7,920円

MAGASEEKで
詳細を見る
7,920円

春夏のアウトドアで頼もしい、ブルゾン味の強い軽量シャツジャケット

参考価格:16,500円(税込み)
引用元:patagonia.jp(Patagonia, Inc.)

クライミングやサーフィンなどのアウトドアグッズを取り扱うアメリがのブランド『パタゴニア』のシャツジャケットです。

リブ袖使用や、裾のドローコード(ひも)など、いわゆるブルゾン味が強いのが特徴。
春夏のアウトドアなどで活躍してくれる1枚ですね。

ブランド名 パタゴニア(patagonia)
公式通販で
詳細を見る
16,500円

BIG AMERICAN SHOPで
詳細を見る
16,500円

LEA+RAREで
詳細を見る
16,500円

シャツとジャケット、更に和服のテイストをハイブリッドした1枚

参考価格:47,080円(税込み)
引用元:rainmaker-kyoto.shop-pro.jp(RAINMAKER)

2013年の日本・京都で立ち上げられたブランド『レインメーカー』のシャツジャケットです。

非常にシンプルな構造をしており、ストンと落ちるシルエットや前立ての重ね具合には「和装」のテイストを感じますね。

ブランド名 レインメーカー(RAINMAKER)
公式通販で
詳細を見る
47,080円

MAKESで
詳細を見る
47,080円

あとがき

以上、シャツジャケットの基本知識やオススメ商品を紹介してきました。
参考になりましたでしょうか?

ささっと羽織るだけで、保温もできてお洒落もできるシャツジャケット。

非常に便利なアイテムなので、この先の春秋では是非、活用してみて下さいね。

『紳士のシャツ』編集部の玄木がお送りしました。
ではでは。