「インダスタイルトウキョウ」って、どんなブランド?

ニット専業メーカーなのにシャツを作っているの?

動いても裾がはみ出さないってきいたけど、本当?




こんにちは。
動きやすいシャツを探し求めている「紳士のシャツ」を運営する永野です。

永野永野

今回紹介する「INDUSTYLE TOKYO(インダスタイル トウキョウ)」は、ニットシャツ専門のブランドです!ニットシャツに特化してるシャツブランドは珍しいですよね。


皆さんは「INDUSTYLE TOKYO(インダスタイル トウキョウ)」というシャツのブランドをご存知でしょうか?

「インダスタイル」は日本のニット専業メーカー、丸和繊維工業が運営するシャツブランドです。

真面目で日本気質な下町の職人が、コツコツと60年以上にわたり技術を高め、ひと針ひと針こころを込めて縫い上げたニットシャツを販売しています。

ニットシャツは伸縮性があり、身につけると非常に動きやすいのですが、通常の布帛(ふはく)のシャツよりも縫製が難しいもの。
ですが丸和繊維工業はニット専業でやってきたからこそ、それを補って余りあるほどの技術を持っているのです。

着てみたら手放せなくなった!というお客さんの声もたくさん寄せられており、リピーターが多いブランドのようですね。


ということで、「インダスタイル トウキョウ」の魅力をさらに深くお伝えするため、こちらの記事では「インダスタイル トウキョウ」の特徴や魅力、選び方、オススメの人気アイテムに至るまで、すべての情報をまとめてみました。

  • 「インダスタイル」がどんなブランドか知りたい
  • 他のブランドとどんな違いがあるんだろう?
  • 「インダスタイル」のシャツのオススメはどれ?

そんな疑問を持つ方がいれば、きっとお役に立てるはず!

それでは、まいります!


シャツマニアの永野が紹介する人気のオススメシャツをすぐに知りたい人は、こちらからどうぞ。



「インダスタイル トウキョウ」の特徴と魅力



「インダスタイル」のニットシャツは、なんといってもその着心地が魅力!

上半身を大きく動かしても肩や袖に負担がかからず、またシャツの裾がスラックスからはみ出すことがないのです。
これは普段シャツを着ている方にこそ、違いを実感して頂きたい心地良さ。

秘密は「動体裁断Ⓡ」という特殊な技術なのですが、それは後ほど詳しくご紹介しますね。

「インダスタイル」がなぜそこまで着心地にこだわるかというと、その起源にあります。

実は丸和繊維工業は、1956年にメリヤスの肌着製造から始まりました。
素肌に触れるものですから、工場にとって究めるべきは初めから、着心地だったのです。

そして60年以上の時間をかけて、作るものは肌着からシャツへと変わっていきますが、丸和繊維工業は創業当初から変わらず、コツコツと着心地を追究しつづけてきています。

そして、ニットシャツ専門ブランドだからこそ、「インダスタイル トウキョウ」のニットシャツは種類が豊富です。

ニットシャツはカジュアルな雰囲気に思われがちですが、「インダスタイル」の場合は目が非常に細かいニット生地で仕立てられているため、ドレスシャツとしても活躍できるほど。

ロンドンストライプやヘリンボーンのニットシャツもありますよ。
ビジネスできちんと使えるシャツが、動きやすいニット生地なのは非常に嬉しいですよね。



永野永野

編まれた生地は、表面に非常に細かい凹凸があるため、通気性もいいんですよ!ポロシャツなどでもよく見かける「鹿の子」は、ニット生地の代表ですね。

それでは、順に説明していきますね。

バンザイしても裾が出ない、動体裁断Ⓡシャツ



「インダスタイル トウキョウ」のシャツは、上の画像のように大きくバンザイしても、シャツの裾があがってきません。

その秘密は、先ほどからも出てきている「動体裁断Ⓡ」です。

「動体裁断Ⓡ」とは、人体の皮膚を研究・分析し考案されたものだそう。

動きにフィットしながら運動を妨げず、着用時に引きつれなどのストレスを感じさせないように、立体的な人型から落とし込んでいくパターンの製作方法です。

「インダスタイル」のシャツは、かがんだときや、車を運転するときのような手を前に伸ばした姿勢を前提に作られているそう。

パターンの工夫もありながら、さらにニット生地に伸縮性があるおかげで、腕を上げても肩や腕のあたりにシャツの抵抗を感じません。

シャツを着ながら宙返りだってなんのその!




そしてなんと「動体裁断Ⓡ」は、宇宙船内被服にも採用されているんです!

無重力空間ではシャツの裾がズボンから出てしまうと、そのまま捲れあがってしまうそう。
そのため、作業中なんども動きを中断して、服を整えなければなりません。

そのストレスを解消できる「動体裁断Ⓡ」のシャツは宇宙飛行士の皆さんにも好評だったそう。

他にも、「インダスタイル トウキョウ」のシャツはさまざまな分野のプロの方にも高い評価を受けています。


永野永野

シェイカーを振るバーテンダーの方や、1日中きちんとした格好で車を運転し続けるハイヤーの運転手の方などが絶賛していますよ。動きやすさ、心地良さについては、プロの折り紙つきですね!


「インダスタイル」のシャツには、他にも繊細な工夫があります。
襟ぐりを少し寝かせてつけることで、背中側の生地に余計なたるみを作らないよう設計されているのです。

着心地だけでなく、見た目にもきちんと着られるよう、細心の注意を払って仕立てられているんですね。

肌着づくりから始まった着心地の追究


上の画像は、「インダスタイル」のシャツの袖部分にある、剣ボロの裏側です。

この部分は生地が重なるため、段差ができてしまうのが普通。

ですが、「インダスタイル」のシャツは重なる生地に切り込みを入れ、もう一方の生地にもぐらせることで、肌への当たりを優しくしています。

剣ポロの裏は、カフス部分や襟のあたりと違ってまったく外から見えない部分。

ですが、肌着がルーツの「インダスタイル」のシャツは、見えないけれど肌に近い部分にこそ、ちいさなこだわりを散りばめているのです。

動いたときにいかに快適に過ごしてもらうか・・・それを考えた縫製は「動体縫製Ⓡ」と呼ばれ、「動体裁断Ⓡ」と同じように「インダスタイル」のクオリティを支える技術になっています。

他にない、豊富なデザインのニットシャツ


「ニットシャツ」=「鹿の子」という方程式が、頭の中に出来上がっていませんか?

「インダスタイル トウキョウ」は、ニットシャツ専門だからこそ、他ブランドの布帛シャツに引けを取らない、さまざまなニットシャツのバリエーションを取り揃えています。

たとえば、「インダスタイル」のロンドンストライプシャツ。
表からみると、布帛のシャツと見分けがつきません。

ストライプの柄がくっきりと見えるほど、細番手の糸で緻密に編み込まれているのです。


ちなみに裏側はこうなっています。

ニット生地なので、裏側では糸のループが繊細な凹凸を作り出しています。

そのため、汗ばんだ時も生地が肌にべたつかず、ずっと快適に過ごせるんですよ!

他にもニット生地の「ヘリンボーン」や、定番「鹿の子」のシャツもあります。

もちろん、すべてニットシャツなのでアイロン要らず!
洗濯後の渇きも早く、嬉しいことが盛りだくさんです。

お手入れが簡単なことも、「インダスタイル」のシャツにリピーターが多い秘訣なのかもしれませんね。

「インダスタイル トウキョウ」のおすすめ人気シャツ5選

「インダスタイル」の魅力を存分に伝えたところで、ここからは永野が「インダスタイル トウキョウ」のおすすめ人気シャツを紹介していきますね。
着用にオススメのシーンなども、是非参考にしてみてください。

永野永野

ビジネスシーン?パーティシーン?どこに着ていけばいいのか迷うこともありますよね。コメントを参考にしてもらえたらとても嬉しいです!

※価格は2018年7月現在のものを掲載しています。


1.ヘリンボーン ワイドカラー 長袖

布帛のシャツのようなハリがあり、ドレスシャツとしても活躍させられるニットシャツ。
ノーアイロンで着用可能なので、出張時に重宝しそうですね。
着心地が抜群なので、長時間フライトのある海外出張に着ていくのもいいかもしれません。

襟型 ワイドカラー
素材 綿59%、ポリエステル41%
価格 16,500円(税込み)
おすすめシーン ビジネス、カジュアル

2.鹿の子 カッタウェイ 長袖

ワイドカラーよりも襟の開きが大きい、カッタウェイのシャツ。
ノーネクタイでも着られる襟型として、クールビズにも人気です。
第一ボタンを開けても襟元が綺麗に決まりますよ。

襟型 カッタウェイ
素材 綿100%
価格 16,500円(税込み)
おすすめシーン ビジネス、カジュアル

3.ロンドンストライプ ボタンダウン 長袖

上でも紹介したロンドンストライプのシャツ。
ボタンダウンですので、タイドスタイルでもノーネクタイでも決まります。
売り切れているカラーもありますが、全10色ありますので、コーディネートも楽しめそうです。

襟型 ボタンダウンカラー
素材 綿55%、ポリエステル45%
価格 16,500円(税込み)
おすすめシーン ビジネス、カジュアル、パーティ

4.ロンドンストライプ クレリック ワイドカラー 長袖

クレリックカラーのストライプシャツ。
襟とカフスは白生地で仕立てられているそうです。
身頃は他のシャツと同じくニット生地ですので、着心地は変わらず抜群ですよ。

襟型 クレリック / ワイドカラー
素材 綿55%、ポリエステル(COOLMAX)45%
価格 16,500円(税込み)
おすすめシーン ビジネス、カジュアル

5.細番手トリコット鹿の子 ボタンダウン 半袖

細番手の糸(細い糸)で編まれた鹿の子生地のため、通常の鹿の子と比べ、よりハリ感とドレス感がアップしたシャツ。
身体にフィットしたシルエットですが、その着心地はゆったり。
生地にゆとりをもたせるのではなく、裁断に工夫をすることで、「スリムだけど動きやすい」シャツを実現しています。
こちらは季節限定の半袖シャツので、購入時は在庫をチェックしてくださいね。

襟型 ボタンダウンカラー
素材 綿65%、ポリエステル35%
価格 14,300円(税込み)
おすすめシーン ビジネス、カジュアル

まとめ

いかがでしたでしょうか。

とにかく一度は実感してほしい着心地の「インダスタイル トウキョウ」のシャツ。
日本気質の下町の職人さんが黙々とミシンを動かしてくれているところをイメージしながら、是非細部まで見てみてくださいね!